相続税って、どんな税金?
相続税とは、どんな税金なのでしょう。
相続税とは、相続により財産を取得した人が、その財産の価額に応じて納付する税金です。
ただし、相続により財産を取得したからといって、必ず相続税が課税されるわけではありません。
相続税には「基礎控除」があり、多少正しくない表現をすると、亡くなった方(相続される人ですので被相続人といいます)の財産の総額が、この基礎控除以下であれば相続税は課税されず、基礎控除を超える場合は、その超える部分の金額に相続税が課税されることとなります。
ちなみに、相続税は超過累進課税を採用しており、相続財産が多くなればなるほど高率な税率が課される仕組みとなっています。
それでは、この基礎控除、一体、いくらなのかというと、次の算式により計算した金額となります。
3,000万円+600万円×法定相続人の数
法定相続人とは、相続の放棄がなかったものとした場合の相続人の数のことで、一定の租税回避を防止するために相続人の数ではなく、法定相続人の数となっています。相続の放棄がなく、被相続人に養子がいなければ、基本的には、相続人の数=法定相続人の数 となります。
相続税については、こちら