不動産を売ったときの税金 取得費がわからない場合

いつも絶好調の税理士 井上です!!

不動産を売却したときの税金についての概要は、
不動産を売ったときの税金は? で触れました。

ここでは、不動産を売ったときの税金計算上、非常に大切な要素である、【取得費】について見ていこうと思います。

譲渡所得税は

譲渡所得税 = {収入金額 - ( 取得費 + 譲渡費用 )} × 税率

であることは述べました。

この中の収入金額で困ることはほとんどありません。今回売れた不動産の売却金額となります(固定資産税の精算をした場合の、細かい取り扱いはあります)

 

譲渡費用もまた、そう概ね問題とはなりにくいです(家屋の取り壊し費用などの論点はあります)

 

もっとも問題となりやすいのが、【取得費】です。

取得費は、今回売った不動産を、過去、いくらで買ったのか、がベースとなります。

したがって、買ったのが遠い過去の場合や、お父様、お母様が購入して相続した場合、又は先祖代々相続で受け継いできた場合など、取得したときの資料がほとんど又は全くない場合があるのです。

 

この場合、取得した金額はどのように計算するのでしょうか。

具体的な取り扱いは、つぎへ

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